語学留学という幻想
日本に帰ってきたました。快適すぎてふぇぇ幼女だよぉ (快適すぎて幼児退行)
今週の土曜からカナダのトロントで9ヶ月間生活。果たしてやっていけるのか。。。
今回は「語学留学という幻想」についてです。
いや〜陥ってたね。完全に陥ってた。典型的な 幻想系留学生 だった。
僕と同じような失敗をする人間を増やさないためにも、留学を考えてる方には是非読んでもらいたい。。。
結論から言うと、
英語力ゼロの人間がいきなり語学留学をしても正直ムダ!!!!!!!
(海外という利点を活かしきれない)
理由①: 基礎の勉強は日本でもできる
というか日本でやった方が効率が良い。費用的にも学習効率的にも日本で基礎の勉強をしてから留学すべき。
英語学習で絶対に避けては通れないのが「基礎文法」と「基本語彙」である。
英語初学者は基礎文法や、最低限知っていなければならない基本的な語彙が抜けているということが非常に多い。
「習うより慣れろ」と思って留学にきたものの、毎回めちゃくちゃな文法と僅かばかりの語彙で何とか授業時間を乗り切る。これが実情。
正直、文法と単語に関しては日本語の参考書・単語帳を見て、自分で勉強した方が遥かに効率が良い。
結局授業外の時間に「自学自習」として、文法や単語の勉強を進めることになるが、それなら留学せずに日本で勉強するのと変わらない。
無い袖は振れない ということを自覚して、日本で最低限のインプットをしてから留学すべき。留学はアウトプットの場である。
理由②: 初学者は吸収できる量が少ない
知識ゼロで留学すると
挨拶と自己紹介しかできない
ということが平気で起こる。
そんな状態で身につけられる知識なんて正直たかが知れている。
だから焦って基礎文法と基本単語の勉強をし始めるんだけど、前述の通りそれは日本でやった方が効率が良い。授業に追われながらだと精神的な負担にもなるし。
どんなに良い環境でも。知識のない人間が得られるものは少ない。宝の持ち腐れ。
総括: 語学留学は「分かる」を「できる」に変える場所
TOEIC L&Rでいったら最低でも600点くらいはないとダメだと思う。
4技能のうちインプットにあたるリスニングとリーディングの知識が最低限ないと、当然スピーキングとライティング (アウトプット) も伸びない。
逆に言えば最低限の知識がある人間にとって語学留学は英語力を飛躍的にアップさせる絶好のチャンス。
講師にバンバン質問して外国人の友達をジャンジャン作って、気付いたときには英語がペラペラ。全然幻想じゃない。
留学をより有意義なものにするためには事前の準備が何よりも大切。
幻想系留学生の代表として、今はそう思うのでした。